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命ということ

我が家の庭に白い花がまた顔を揃えました。


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白色撫子



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白露草



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紫陽花



先日ある方に教えていただいて、女性の猟師さんのブログを見ました。
(内容上ショッキングな画像も含まれていますので、ここでのご紹介は省きます)
賛否両論のブログですが(炎上の回もあります)私は命と向き合うということの潔さを感じました。

他人の誰かが殺戮をして処理した魚や動物を食べて美味しいという人が、その行為を残酷だと非難する。
私も哺乳類を調理する時は複雑な気持ちがないわけではありません。
でも人間生きている限り、花のように真っ白ではありえないのです。
手も汚し、時には心も傷ついています。

食べないものは手にかけない、手にかけたものは余すところなくいただきたいと思います。
私の教室でも出来るだけ活きている魚を処理するところから始めます。
生き物には全て内臓も痛覚もあるのです。


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人生の長い時間を重ねてくると、人も色んな色に染まってきます。
せめて出来るだけ美しい色に染まりたいものです。


何だか僭越なお話になってしまいました。
ただの食いしん坊の戯言と読み流して下さいね。



今日のお酒のアテ。

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干し蛸の炙り



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教室の試作で沢山買い求めた蛸が少し余りましたので、薄切りにして塩とお酒を振り天日に干しておきました。
紙のように薄く切るには生のままだと無理ですから半冷凍をかけています。
今のようなお天気ですと3時間も干すと大丈夫です。


今日の一曲は
『Life Between The Exit Signs』

邦題は「人生の二つの扉」
何事も答えはひとつとは限らないですものね。
キース・ジャレットでどうぞ。

Commented by nayacafe-2950 at 2017-06-18 21:37
深いお話でした。
わたしもそう思います。
命を大切にする・・・という想いを
こころに刻んで(オーバーかも知れませんが)・・・
お魚もお肉も美味しい。
大切に頂かねば。
それにしても白色撫子かれんです。
干しだこ、おいしそう。
小さなしあわせですね(にっこり)
Commented by shallowsweed at 2017-06-18 22:29
tanaさん、今回の記事Loveっ、ラブだらけっ
手を合わせ合掌、命を頂きます!頂いた分、頑張る!
日々『美しさ』、、を重ねていきたいです。

たこ!!天日干し😃噛みたいです!
Commented by yasushi-shi at 2017-06-18 22:59
ナデシコ、いつも買おうかどうか迷ってしまうのです。西洋ものではなくカワラナデシコ。あのたおやかな風情にそそられるのです。白いの、いいですねえ。あ、いかんいかんまた手を出してしまいそう(笑)こちらで拝見するとあまりに素敵なので迷いが吹っ飛んでしまうのです。
生きていくということは何かの命を摂取せねば持続できないことであると思うのです。植物だって命をもったものたちですよね。なるべく命を奪いたくない。。を突き詰めたら極論自分を滅するしかなくなっちゃう。それはちょっとできない、のでいただいた命に感謝し無駄にしないようおいしく食べるのが一番だと考えます。
くいしんぼう、バンザイですね。
たこ、おいしそう。。あじさいのドレープがなんて素敵!
Commented by 北の国から at 2017-06-18 23:24 x
20数年前、農業高校で勤務していた時代の話です。勤めていた学校は小さく、そして古い校舎でした。自分達で育てた鶏を越冬できる設備がないということで(−30℃になる日もある所でしたので…)クリスマス前には食品加工の授業で、毎年、雛を育て12月にはスモークチキンにしていました。当然、生徒たちは泣くものもいたり、食べられないものもいたり、泣きながら食べるものもいたり…。私も若かったので正直、複雑な気持ちでした。でも、10代の多感な時期の子ども達だからこそ、人は誰もが誰かの命をいただいて生かされていることを知る良い機会になるように、授業をしていました。
私の授業がすこしでも生徒の心に届いていたら嬉しいなと、今でも思い出すことがあります。
今日のブログを読んで、遠い昔の事を思い出しました。
Commented by Mchappykun2 at 2017-06-19 03:41
私たち、生きとし生けるものは皆、何かの命を頂戴しているのですよね。前のブログで、ちょっと似たようなことを書いたことがあります。だから、感謝の念を忘れずに、食べられるところは全て美味しく食べることが大切なのだと思っています。

干しダコが美味しそう!冷酒が進みそうですね。

我が家にも白い花が満開を迎えました。アガパンサス、英名はLily of the Nileです。
Commented by tanat6 at 2017-06-19 09:08
nayacafeさん
そうですよね。
他の生き物の命をいただかないと生きていけない私たち。
せめて大切に食したいと思います。

白の撫子、可愛いでしょ。
私は好きな花に出会うと連れ帰っては適当に庭に植えていますので、何処に何を植えたのか忘れているものもあるんですよ。
これもその一つ、ある日咲いているのを見つけて嬉しくなりました。
Commented by fran9923 at 2017-06-19 09:12
普段口にしている魚やお肉類はともかく、特にジビエ類を調理する時にはその想いが強くありますよね。
猟師さんならなおのこと、深く考えさせられるのでしょう。
これも大きな運命というか、巡り合わせなのかもしれません。

何もなければ、命をいただくことに思いを馳せることなどなかったかもしれません。
私もいい色に染まりたいです。

Commented by tanat6 at 2017-06-19 09:13
shallowsweedさん
shallowsweedさんはまさにこういう生き方を実践されているのですものね。
私なんかよりずっと命の重みを感じていらっしゃることでしょう。
そんな人生を選択されたことが羨ましくもあり、尊敬しております。

干し蛸、噛めば噛むほど旨味がじゅわ~と染み出てきます。
2~3切れでお酒飲めます(笑)
Commented by tanat6 at 2017-06-19 09:24
yasushiさん
カワラナデシコ、楚々として凛として私も大好きです。
日本女性の褒め言葉が「大和撫子」というのも頷けますよね。
私は縁遠いですが…(笑)

そうですよね、突き詰めると菜食主義になるか食べることを拒否するかしかないですものね。
お野菜を作るのだって虫を退治しないといけないですもの、清廉潔白ではあり得ない。
私もいつもそんなことを考えて料理している訳ではないのですが、せめて感謝の気持ちは忘れないでいたいと思います。

この青い紫陽花、遠目には普通の紫陽花なのですが、よく見るととても綺麗なドレープなんです。
お目にとまって嬉しいな…
Commented by tanat6 at 2017-06-19 09:33
北の国から さん
とても心に沁みるお話ありがとうございます。
私も以前ある農業高校で豚を育て、それを食するというTVのドキュメンタリー番組を観ました。
仰るように生徒達は泣きながら食べていました。
この生徒たちも、そして北の国からさんの生徒さんも命の重みを抱きしめて大人になられたことと思います。
そして食べるという日常的な行為にも、きっと感謝をされる優しい人になられていると思います。
それをきちんと伝えていらした北の国からさんも素敵だなぁ~と思います。
Commented by tanat6 at 2017-06-19 09:48
Mchappykunさん
そうですよね。
以前にもお互いにそういうお話をしたことがありましたよね。
ジビエの時だったでしょうか…
魚や鶏を料理しているときもそうなのですが、動物の時は特にその思いを強くしますよね。

干し蛸、蛸が余ったので試してみたのですが、お酒のアテにはピッタリでした。

アガパンサス、紫色のものを見かけたことがありますが白色もあるのですね。
白のアガパンサス素敵でしょうね。
Commented by tanat6 at 2017-06-19 10:04
franさん
私もジビエ料理をする時は複雑な思いもあります。
特にペットを飼っていると、ペットと家畜、野生動物との線引きということに思いが至らないわけでもありません。
せめて手にかけた以上は大切に感謝をしていただきたいと思います。

franさんが仰るように女性のハンターの方も、何かに導かれるように運命の糸でその道と出会われたのかもしれませんね。

なかなか綺麗な色に染まれないでバタバタともがいておりますが、少しでも美しい色に…と願っています(笑)
Commented by africaj at 2017-06-19 10:50
私の場合は、実は複雑です。
毎日毎日食べても食べきれない量を、飽きたりうんざりの気持ちを抱くのは
命への冒涜と思うので、どうにかありがたく美味しいと全て食べきるのに必死で研究してますが。
でもきっと狩りをして捌いて食べる我が家を、よく思ってない方もおられるだろうなと
思ってはいます。
blogに書くのも覚悟ですね。

Commented by tanat6 at 2017-06-19 14:09
africaさん
日本人は農耕民族なので、狩猟に対しては拒否反応を示す人も多いかもしれませんね。
でも食べるからにはいさぎよさも大切だと思います。
自分で手をかけるか、自分は手を汚さないで綺麗に盛り付けられたものを食べるかの違いだけですもの。

africaさんは私よりもっとダイレクトに命の重みを感じていらっしゃることと思います。
何を選ぶかはそれぞれ違うでしょうが、私は美味しく感謝していただきたいと思います。
Commented by vinojapon at 2017-06-19 17:51
私の祖母は農家でしたが、母が子供の頃はお客さんが来ると飼っている鶏をつぶしたて
お肉料理を出したり、鯉のあらいを作ったり・・・という光景が日本のあちこちで普通に
見られていたはずです。
でも今は、コンビニで綺麗にパックされた「パスタサラダ」に入る「チキン」もそうした
過程があるのに、それが見えない事が多いですね。
鶏肉はもも肉が人気だった日本でも、最近はサラダ惣菜としてパックされた鶏むね肉を
使った「サラダチキン」が売れているそうですが、そこに「つぶされた鶏」のイメージは
全くありません。

料理をしない人も増える今、食べ物に対し生々しいイメージは益々薄れていくのは
必然なのかもしれませんが、そうした物を食べるときでも、其処には必ず生産者さんがいて、
加工業者さんがいて、はじめて食べることが出来るという意識は持ち合わせていたいです。
そして何より、食べられてしまう生き物がいるから自分は今日生きていることも。
Commented by tanat6 at 2017-06-19 23:23
vinojaponさん
ほんとうにそうですよね。
私の実家も田舎でしたし、そのまた祖父母の所はもっと田舎で鶏や牛、山羊を飼っている家もありました。
そういうことが無くなってしまった現代、他の動物の命を目近に見ることは少なくなりましたものね。
仰るように>食べ物に対し生々しいイメージ…は希薄になっていくのでしょう。
まるで宇宙食を食べるようだとしたら、ちょっと恐いなぁ~と思ったりします。

せめて美味しく、そして命あるものが色んな人の労働を経て私たちの口に入っているのだということは忘れないでいたいですよね。
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by tanat6 | 2017-06-18 17:32 | 暮らしまわり | Comments(16)